2003/10/17/Fri. − ドラマの要所でさりげなく登場する涼子がいい感じ

10月17日(金)放送のレギュラー出演ドラマ「ヤンキー母校に帰る(第2話 非常事態)」より。本日はテレビ欄におけるキャスト陣に注目した。涼子は主演の竹野内豊さんに続いて2番目に名前があるようだ。朝日新聞や電子番組表(ADAMS-EPG+)は、「竹野内豊、篠原涼子、永井大、相葉雅紀、余貴美子、原田芳雄ほか」と書かれており、東京中日スポーツでは「竹野内豊、篠原涼子ほか」とたった2人しか書かれていない。金井下宿、寮の一人娘として涼子は金井志穂役として登場する。生徒たちが寮に帰宅してからがドラマでよく映るが、昼間は学校の売店でも働いており、そして職員室にも入り浸るので、ますます涼子の出演機会が増えて嬉しい限りである。本日もどのようにドラマストーリーに絡んでいくかが楽しみなところである。本日は後半35分過ぎからは涼子の出番がなくて残念だったが、前半の下宿寮や学校の売店など要所で登場して印象には残った。

朝はお弁当を取りに金井下宿に立ち寄る吉森真也であるが、その金井下宿の寮母である金井小夜子とやりとりしているところに、台所からお弁当を持って涼子扮する志穂が「何言ってるの今でも十分甘えていると思うけど!はぁいお弁当〜」とやってくる。ちょっとなまり口調なところが涼子っぽい。今日は初授業ということで緊張している吉森であるが、平常心を保てないのかサンダルがアベコベになっている。そんな吉森を見かねて「ったく、ばっかじゃないの!」ときつい突込みをいれる。今日も黄色い衣装にエプロン姿の涼子、髪も束ねておりいかにも下宿寮の一人娘って感じを醸し出している。

先週の第1話では入学式&編入式だけで終わったが、今日は3年C組のクラスで出席を取ったり、授業の様子を伝えたりと、学園ドラマ風になってきた。緊張のあまり出席取るときクラスを間違えて3年B組に入ってしまう吉森。しかし、教室に登場と同時に黒板に大きく自分の名前を書くあたりは1998年のドラマ「GTO」に似ている感じがする。そして3年C組では古文の授業が行われており、教師である屋敷哲治が奥村和人を当てる。ちょっと訳ありの奥村が本日の主役であろうか?この2人の間に異様な雰囲気が漂っている。

そして授業が終わり夕食の時間になると、下宿寮での生活が始まり、涼子が登場する。先週のトラブルメーカーであった菅野徹はすっかり寮生仲間と打ち解けたようだ。やがて独特の雰囲気が漂う奥村がバイトから帰って寮に戻ってくる。「やだな〜、いつから咳してるの。さっきからここいた?みんながあんたのこと何て呼ぶか悩んでたよ。何て呼ばれたい?早く治すんだよ。」と志穂のほうから奥村に向けてセリフが飛び出す。志穂はタメ口、奥村は敬語である。前日は黄色い服であったが、今朝は青い服に青いエプロン、そして志穂が菜箸(さいばし)を片手に「ほらー靴大丈夫?今日は教室間違えるんじゃないぞ!」と吉森を送り出す志穂であった。

日直である奥村は、岩崎連のもとに向かうために職員室へ行く。職員室では先生と生徒の和気藹々とした雰囲気にちょっとホッとした様子の奥村。そして3年C組では、副担任である吉森が生徒全員の出席を取るのであるが、出席簿をみることもなく一人一人の座席に行って点呼する。出席簿をみず全員の名前を呼ぶことができた吉森に対して、クラスからも「やるじゃん!折角生徒の名前を覚えても教室間違えたら台無しだな〜」と絶賛の声が挙がる。昼間は学校の売店で働いている志穂が映し出され、その売店で奥村に「君子供いるんだって〜」と気安く話掛けた屋敷。そんな屋敷に対して「気安く話しかけるな〜」と今にも殴りかかるような勢いで胸ぐらをつかんで脅しにかかる。職員室では売店の経理に苦戦をする志穂の姿が映し出される。グレーのTシャツが良く似合う。放課後に当事者の奥村と屋敷、そして吉森と仲介に入った岩崎。特に奥村は岩崎先生を慕っているようであるが、急に倒れてしまう。岩崎先生が倒れたことにより、いままで慕っていた生徒の間にも動揺が走る。

話のストーリーは奥村の別れた妻が登場する。「ここで卒業して生まれ変わって、将来許してくれるのなら…」と北星余市高校に編入学してきた理由を述べる奥村であった。そんな場面を新聞を捨てにきた志穂が発見する。岩崎先生が倒れてしまい3年C組の正担任が不在となったことで、安藤先生は伊賀上先生を正担任として指名するのであるが、どうにも納得いかない吉森。土下座をしてまで自分が正担任になりたいと吉村は嘆願するのであるが、結局安藤先生に認めてもらうことができなかった。

教室では岩崎先生がいなくなったことにより、生徒も大混乱を起こし、授業をボイコットしてみな帰ってしまう。必死に引き止める吉森であるが、なかなか生徒に受け入れてもらえない。結局授業にならず、岩崎先生が入院する病院へ行き、奥村と出会う。奥村が心を開いて「あんたの言葉がなかったら、きっとやりどころがなくて岩崎先生の言葉も聴き入れられなかった。先生!オレが卒業するのを見届けてくれ!」と話す。そして夜はボイコットした当事者の女子生徒が暮らす高橋下宿寮へ行く吉森。そこでの女子生徒との声を荒げての衝突は迫力があった。本日のドラマもここで終了、後半35分過ぎからは涼子の出番がなくて残念だが、前半の下宿寮や学校の売店など要所で登場して印象には残った。