2002/10/23/Thu. − 一日山登りデートを楽しんだ

10月23日放送の「堂本剛の正直しんどい」より。オープニングトークでは「今回のロケは僕的にホントにショッキングな出来事が多かった」と堂本剛さんが語る。早速その模様が放映された。まず映し出されるのは待ち合わせ場所となる公園のベンチ。離れたところからベンチを見つめ緊張している堂本剛さんであるが、ベンチには本日のゲストとなる涼子がもう座っている。そしてそのベンチサイドに歩み寄る堂本さん。「今回のゲストは篠原涼子さんです!」「ちょっと怖い!でも久々に会うのでドキドキしています。」という堂本さんをよそに、終始リラックスモードの涼子。「久々だよね。」「何年ぶりかじゃない?」と会って早々意気投合する堂本さんと涼子であったが、ズボンの中にワイシャツを入れる仕草をする胴元さんをみて「どこ触ってるの?久々にあったのに…。」といきなり先制パンチを食らわす涼子が印象的であった。そして、「今日どうする?デートするんでしょ。」と積極的な涼子であるが、堂本さんから番組の趣旨説明が話される。

「今回はイベント性が高いことをやってみたいんですよね。」という堂本さんであるが、「デートしようよ!」とはっきり核心を言ってしまう涼子に対して、「いきなりデートなんていわれても…」「僕の心はドキドキです。」と涼子のあまりの積極性に驚きを隠せない堂本さんであった。結局、涼子の一言で今日はデートっぽく行動をすることとなった。デート場所として6箇所の選択肢が登場する。「でもさ〜、こんなかで行きたいのないよね!」とぶっちあけトーク。「この中では歌舞伎が見たことないので、歌舞伎が見てみたい!」という涼子であったが、スタッフの罠というかスタッフが結構押しているという栗拾いを行うこととなった。「栗?」「栗拾うために高尾山まで行かないとダメなの?」と驚きを隠せない涼子であった。

そして公園のベンチから離れ、栗拾いのために高尾山まで行くことになった堂本さんと涼子。いきなり京王線新宿駅の改札口に登場する。勿論、一般の乗客が多いなかでの切符を買う模様や、電車に乗車する模様が映し出される。ここからはスタッフのカメラではなく、堂本剛さん自身が映し出すカメラアングルが主に使われることになった。確かにスタッフのカメラでは、大きすぎてとても目立ってしまう。正午に新宿駅に到着した2人は、「切符どうやって買うの?」というくらい久々に電車に乗るのか切符の買い方が分からない。「高尾山口までは、えぇっと、370円」と2人分の切符を買い、改札口を抜けて、電車に乗車することになる。京王線ホームでは一般乗車客とすれ違うが、誰も2人の存在を気付いていないようである。京王線3番線ホームから最後尾に乗り込む2人であった。

京王線では夜19時以降、最後尾は女性専用車両となる。そんな車内ポスターをみてか、「電車に乗って痴漢とかしたことある?」と堂本さんに変な質問をする涼子。「あったらおかしいでしょ?」とかわす堂本さんであった。今度は車内で座ってある一点を見つめる涼子に対して、今度は堂本さんが「僕のこと好きなんですか?ずーと見つめていて…」と変な質問をする。思いっきり涼子の視線を感じたという堂本さんであるが、「違うよ!車内ポスターをみてたの!」と返す。だいぶアットホームな雰囲気になってきたのか、お姉さん肌の涼子に、女の人の心理をうかがう堂本さん。「女性に告白するのは苦手」という堂本さんに対して、「はっきり言っちゃいなよ!女の子に!」と恋のアドバイス。しかし、乗車して30分経つがいまだに声をかけられない2人。だいぶ乗車している人が少なくなってきたので、涼子が堂本さんにもたれかかろうとする。しかし、「これは溶け込みすぎ!」と突っ込まれるのであった。堂本さんは立ち上がって、電車最後尾の車掌室から見える景色を見ることにした。そのまま涼子も追いかける。そして新宿駅を出発しておよそ40分で、目的地の高尾山口駅へ到着した。

「あぁ、やっとここが高尾山!」とノビノビする涼子。わざとらしく栗取り用のかごがおいてある。その栗取り用のかごを背負う2人。歩きながら街角の雰囲気などを撮影する。「私とても高所恐怖症なの!」という涼子であるが、そのまま山頂を目指しリフトに乗ることになった。2人用のリフトということで隣合わせの堂本さんと涼子は、実は2人とも高所恐怖症。「一斉ので!で下を見てみようよ!」と積極的な涼子であるが、堂本さんは全く下や後ろを見ることができない。「キャー」とスリルを楽しんでいる涼子とは大違いであった。後ろを振り返ったときにあまりの恐怖に手に汗を握った涼子であったが、手を見せようとしたときの「あれっ?」という発言が面白い。堂本さんも苦笑いしながら「手に汗を握ってなかったんですか?」と突っ込みを入れるだけであった。今日の涼子の衣装は山登りらしく、パンツルックで登場。白いTシャツに上からダウンジャケットを羽織っているというラフな格好である。前髪もサイドに掻き分けて、お化粧もほとんどしない。

「栗取るのってすっごい時間かかるんですね。こんな大変だったらスーパーで栗買ってもよいのでは?」という涼子であるが、「女優さんに歩かしてはいけない場所ですよ!」と堂本さんもフォロー。そして今回の戦略の一つであるつり橋が登場する。堂本さん的には揺れているつり橋で「キャッ」というのを期待していたが、何のこともなく固定されており恐怖心もなく自然に渡りきってしまったつり橋に対して、スタッフに対してあとでVTR検証でも不満に思ったらしい。山道では涼子のバックショットを映し出す堂本さん。「イャーン」と、これはサービスカットだと言い張る涼子であった。しかし、山道を歩いても全然栗の木が見えてこない。山道を登ること1時間、ここで休憩を取るためにベンチに座って持参したお茶を飲むことにした2人。休憩して元気になった涼子であるが、すでに息があがって疲れている堂本さん。「甘酒飲もうか?甘酒好き?」と甘酒屋に誘う涼子。いよいよ山頂目指してラストスパート、2人とも息があがって声がでなくなってきた。高尾山口駅を出発して3時間後の16時半になってようやく目的地の山頂に到着した。

CM明け後は、山頂に到着したので目的の栗の木を探す2人。しかし、一向に辺りを見回しても見つからない栗の木に対して「何処に栗の木があるの?」と不思議がる涼子。不安に思って山頂にいる案内所に「栗の木は?」と聞く2人であったが、返ってくる答えは「昔は栗の木あったんですけど、いまはないです…。仮にあっても高尾山は国定公園なので栗拾いはできないんですよ!」であった。「栗を拾いたいんですけど?」「どういうこと?何のために登ってきたのか…」と残念がる2人。特に涼子の落胆の色は隠せない。タオルを首から巻いて、髪の毛を束ねている涼子であった。「栗は拾えなかったけど、友情は拾えたね。」というスタッフの手紙に、「なんだそりゃ?」「途中までは断念しようと思ったけど、おいしい栗が食べれると思って頑張って登ったのに…」「ピィピィって何?私が話しているのに…」と最後は怒り心頭な涼子であるが、ピィピィというタイマーの音はロケ終了の合図であった。「せっかくなので景色だけ見ていく!」いう堂本さんに対して、「まぁ、剛くんと逢えたし。」「久々に逢えたし、景色も見れたしまぁいいよ。」と最後はいい方向で考える涼子であった。「堂本剛と友達になれると思ったら、このメールアドレスに送信してください。」と堂本さんがいって2人は高尾山の山頂でお別れした。

ロケ終了後は涼子から堂本さん宛てのメールが届いているか気になる。涼子からメールが届いている。「剛君へ。この前は電車(電車マーク)に乗って、あんなことも、こんなこともしたよね。もう山登りはイヤだけど、また遊ぼうね。つり大会のときは誘ってね。バイバイ。涼子より。」といった内容が堂本さんの携帯メールに送信されて番組が終了した。