2002/09/30/Mon. − バラエティー慣れした涼子の活き活きとした表情を見て

10月9日(水)からスタートするドラマ「HR」の番組宣伝も兼ねて、本日9月30日(月)の21時からの「笑っていいとも!秋の祭典スペシャル」に生出演した涼子。オープニングは出演1チームずつ壇上から登場する。HRチームは出場することは事前に分かっていたが、最後まで涼子がスケジュールの都合をぬって参加するか心配であった。月曜日・火曜日のラジオKISS-FM「KISS YOUR LOVE STORY」パーソナリティーを務める涼子は、早ければ今日にも関西方面へ行くので、互いに生放送が重なる。そんな不安を吹き飛ばすように、HRチームの紹介できちんと涼子も登場したので、ホッと胸をなでおろしたのはいうまでもない。黒基調の花柄ワンピーススカートに足元は黒のロングブーツで登場した涼子。髪型はシックに束ねており、お色気抜群、普段より大人っぽい仕草・格好に思わず胸がキューンとする私であった。そういえば最近気がついたのだが、改めて考えると涼子は今年フジテレビ系列のドラマ出演が早くも5回目となる。「初体験」「SMAP×SMAP特番」「恋愛偏差値」「Team Special」、そして今回の「HR」と、連ドラ3本にスペシャル2本ととにかく多い。勿論、正確な数は把握していないが、今回の「笑っていいとも!秋の祭典スペシャル」に登場した俳優・女優陣ではダントツに多いのではなかろうか?よほどフジテレビのプロデューサーからのお気に入りなのかもしれない。

まず最初のコーナーは「ザ・定番ショー」、あるテーマに従って世の中の定番を記述してチーム内でどれだけ一致するか競うもの。チーム対抗戦のため、トーナメント形式で対戦していくことになった。勿論、コーナー内でドラマの告知を行っていくことになる。まず第1回戦は涼子が属する「水11時 HRチーム」と「木曜10時 薔薇の十字架チーム」との対戦となった。そして早速、10月9日(水)の夜23時15分からスタートする「HR」のドラマ内容が30秒程度紹介された。香取さんがドラマ形式(お客さんを中に入れて笑い声をとるシチュエーション形式で収録)といったところや、自分は英語の先生をやっていて他の人が生徒役といったところを伝える。ヘニャヘニャした香取さんを見て、中居さんが「大丈夫ですか?」と突っ込む。すると隣にいた涼子が代弁するように「朝から出まくってますから。お昼の笑っていいともとかもね。」とタイミングのよいフォロー。そのままコーナーの説明が中居さんからあるが、最初は意味がわからなかった涼子。しばらくして理解をしたのか、「いま要領が分かりました。」と比較的大きな声で存在感を示す。しかし、間が悪かったのか、これはカメラが廻らず、結局涼子の声が響き渡るだけにとどまった。ポジション的にはずっと香取さんにくっついていたのか、主役の香取さんの隣をキープした涼子。とてもポジション取りが上手だなと思わせた瞬間であった。

第1問目は「百年の恋もさめるときの定番とは?」であった。一人ずつボードがオープンされていく。まずは香取慎吾さんのボードがオープンされる。そして次は、香取さんの隣のポジションを取った涼子の番である。「はぃ、篠原!」と、丸でいつものレギュラー「金スマ」でのやりとりのように中居さんが涼子に話し掛ける。涼子もボードをオープンする。2つ考えたようで、ボードの表裏にそれぞれ書いた涼子であったが、結局表面に書いた「はなくそが出ている」を採択した。しょっぱなから凍りつくタモリさんと中居さん。「これだけじゃ分からないでしょ!ヘイクションってやったときに、ポトっとか落ちたら…」と必死の説得が続く涼子であったが、引いてしまった中居さん。通常だとこのまま次の人にいってしまうところであるが、ここでもう一つ裏面を見せてアピールする涼子。「もしくはツメの垢」、もし出すのならこちらの方がよかったかもしれない。「つめのなかに垢がたまっていると引いちゃう」という涼子の発言どおり、これは常日頃から涼子自身も言ってる条件の一つであるし〜。そして、HRチームは香取慎吾さん、涼子、酒井美紀さん、そして中村獅堂さん・小野武さん順番に4人答えるもの、結局合わず0点。一方の「薔薇の十字架チーム」は2人合って見事2点獲得した。面白かったのは、石田ゆり子さんも変な回答をしたのだが、タモリさんが涼子と石田ゆり子さんで接し方が全く違うということに気がついた中居さん。中居さんがタモリさんに対して「ホラ、篠原と対応の仕方が全然違うじゃないですか…」という素振りをみせる。「オレだって好き嫌いがあるよ…」というタモリさんの差別発言に、涼子がすかさずタモリさんに対してプクっとふくれる。当然カメラは涼子を映し、しかもドアップとなるシーンがとてもよかった。カメラワークも見事だったし、涼子ちゃん自身のカメラ目線も最高であった。

続く第2問目は「火事のとき持って逃げるものは?」であった。「なぁに〜、なんだろう?」という涼子の声をよそに、みんなは早速手元のボードに書いていく。今度は一斉にボードを開くことになったが、「ちょっと待って!」という涼子の声が…。そんなけなげな涼子の表情を見てか、「篠原じゃ、最後ね!」とさらに突き放す中居さんであるが、結局全員一斉にオープンするときに間に合った涼子。そして「写真」と書いた香取さんと涼子でぴったり合って2点が入る。しかし、涼子が香取さんにうまく合わせたことに、タモリさんが真っ先に涼子のところに歩み寄りカンニングの疑惑をかける。「してない!してない〜!ちょっと見えちゃったかもしれないけど!」と涼子。完全には疑惑が晴れなかったが、見事2点獲得。しかし、対戦成績は4対2で結局緒戦敗退となった。

続いてのコーナーは「1位を当てちゃいけまテン」、つまりあるテーマに沿ったランキングを当てていくのだが1位の項目を言ってはいけないというもの。まずは「フジテレビドラマ瞬間最高視聴率第1位でないものは?」である。ノミネート作品10作品のドラマが紹介される(やまとなでしこ、ラブジェネレーション、東京ラブストーリー、ロングバケーション、GTO、眠れる森、ひとつ屋根の下、HERO、北の国から2002年遺言、古畑任三郎vsSMAP)。HRチームは3番目に答える。「慎吾元気だった?」という中居さんのフリでHRチームにカメラが向き、香取さんのリードで「古畑SMAP」と答える。「いやこれ中居君でてるからね。」という香取さんの発言に、何故か隣にいる涼子の笑いが止まらない。「一番低いかも…」という涼子の予想通り、「第9位 38.0%」で見事クリアー。そして瞬間最高視聴率のシーンは中居さん自身が古畑(田村正和さん)に追い詰められているシーンで中居さん自身も「まじめにやってやんの!」と苦笑い。とりあえず一巡して、HRチーム2回目が廻ってくるかと思った矢先、直前のチームで撃沈し(第1位を引いてしまい)、そのまま罰ゲームというおいしいシーンを持って行かれてしまった。

最後のコーナーは「利き人間番付SP」、だまされることなく本当のことを言ってる人を当てるというもの。まずは今回の10月から始まるドラマの女優陣全員が集まって、ある一人に関係ある恩師の先生が登場するものの、他の人はみんなうそをついているので、本当のことを言ってる一人を当てる。特に今回は女優対決なので芝居がうまいはず。果たして涼子はどのようにうそをつくのであろうか?しかし、こうして女優陣が集まると豪華さを感じる。今日の全員のファッションで目に付くのは、黒のロングブーツをはいているということである。勿論、涼子も黒のロングブーツである。そしてある一人に関係のある(学校の)先生が登場し、一人ずつ事情聴取されていく。そして涼子の番になり、早速うそを言おうとするのだが、「私のは最近なんですが…」という涼子の一言で、うそがバレバレと早速見破ろうとする中居さんとタモリさん。涼子自身もこの一言で「失敗した!」という素振りをみせ、そして口に手を当てて必死に笑いをこらえる。女優・篠原涼子らしくない素振りであった(笑)。その辺、普段の正直ぶりが隠せない、うそが言えない涼子らしさが逆に裏目に出た形である。それでも必死にうそで塗り固めようとする涼子。「最近やり始めた」「こう見えてフランス語を習い始めました」と言うが、中居さんから「じゃ、自己紹介してみてください!」ときつい突込みが入る。「さわりの部分しか習ってないんですよ!」「まだ習って一週間くらい、そう3回しかいってないし!」「口外するの禁止されているんですよ」とドンドン泥沼にはまっていく涼子。さらにきつい試練が涼子を襲う。「ドラマ忙しい?」「ドラマ出まくってるのにいつ通えるんだよ!」とタモリさんからの突っ込み。「合間をぬって行ってるんです。」「結構みんな笑っているけど、案外ホントだったりするんですよ!」と涼子の苦しい言い訳が続く。

やがて一巡し、涼子撃沈かと思いきや、涼子への札が挙がったが意外であった。少なくとも涼子への事情聴取の最中mずっと食い入るように見ていた反町隆史さんと勝村政信さんから札が挙がる。石田ゆり子さんへも2票入り、そして涼子へも2票入る涼子の人気ぶり。爆笑問題の太田さんも最後まで涼子に入れようか迷ったようだ。そして正解は…。菅野美穂さんが中学時代に通っていた塾の先生であった。結局全チーム不正解。やはり何故「篠原に入れたか?」突込みが中居さんから入る。「いんちき臭さが逆に怪しかったと」反町さんの弁明をよそに、「ごめん!」という仕草を見せる涼子が可愛い。そして最終問題として、今度は俳優陣による「利き人間番付SP〜私の宝物編」が行われ、今度は涼子も回答者側へまわった。


最後は1位チームによる定番の「テーブルクロス引き」、テーブルクロス引きに成功したら100万円が1位チームのに入るが、失敗すると2位以下で山分けをするというもの。小日向文世さんがチャレンジする。涼子も中央後ろからずっと行く末を見守る。最初は不安一杯であったがなんとか成功で番組もエンディングを迎えた。番組終了後の23時29分のCMでは三谷幸喜さんも登場しての「HR」のCMが流れた。