1998/03/23/Mon. − ファンクラブからの電話を待つ姿は涼子そっくり

【3/11】ファンクラブの方からDMが届いた。「一日特別レポート隊として、涼子の仕事現場(公開生放送)にご招待!」という何ともイキな企画に抽選で5名様ご招待するという内容である。大阪FMの公開生放送に生出演する涼子であるが、現場見学も兼ねて会員の人を招待することになった。5名と小人数ということで、サービス満点。握手やサイン、記念撮影のほかに、会報の取材や直撃インタビューといった、より涼子に近づくことができる機会もあるらしい。涼子接触へとても興味のある私にとっては、願ってもないサービスに感じられてならない。

問題となるのは、大阪で行うイベントなので、大阪近郊の人が優先される。しかも抽選で5名しか招待されない。平日3月31日(火)の13時30分からスタートするようだ。何もかも社会人で、東京在中の私には不利な条件ばかりだ。取り敢えずダメモトで、応募ハガキは出してみようと思う。合わせて当選したときのために、有給休暇の申請と新幹線チケット代金などを用意しておこうと思っている。応募ハガキには、「どれだけ涼子に会いたいか!」を書くことになるが、どうやらそこが絶対的なアピールポイントになりそうである。あとはクジ運、大阪の人優先だから、大阪の人で5人集まらなかったら、他の地域に白旗が揚がる、みたいな感じになるであろう。

【3/16】涼子がゲストで登場するFM大阪のラジオ番組観覧の締め切りが迫ってきた。しかも今回のラジオ番組観覧は、単に観覧するだけでなく、記念写真を撮ったりインタビューしたり楽屋裏へ入ったりとサービス満点。涼子にかなり近い距離で逢えるというのがとても魅力的だ。そんな又とないチャンスを涼子愛好家の私が逃すわけない。ということで、今日16日に抽選のはがきを出すことにした。

さて、今回のイベントは大阪の人優先で、しかも5名様オンリー、そして春休み平日、と社会人で東京在中の私にとっては不利な条件ばかりだ。それでもわずかな可能性を賭けて筆を取った。応募事項で特に重要と思われるのは、「住所」と「涼子にどれだけ逢いたいか?」の部分。「住所」に関してはどう考えても変更できないので、やはり「涼子にどれだけ逢いたいか?」という部分で創意工夫して引き付ける文章を書いた。私は、「当選した暁には、涼子さんのために東京から駆けつけます。会社を休んででも、生の涼子さんに逢いたいから…。」とはがきの余白が許す限りの文章を書いた。とにかくあまり期待せずに、FCからの電話を待ちたい。

電話で思い出したが、23日に電話連絡で当選の旨と更なる詳細が教えてもらえるそうだ。考えてみれば23日は平日、自宅に留守電があるとはいえ、不在だったときに他の人にチャンスが移る、みたいな感じかもしれない。ますます不利な要因だ。

【3/23】もしFM大阪のイベントに当選すれば、今日がFCから電話連絡のある日である。そんなドキドキする気持ちを押さえながら帰宅した。自宅には留守電がある。FCから連絡があって、留守電に入っていれば、ランプが点滅しているはずである。留守電で思い出したが、涼子は留守電を非常に楽しみにしていて、家に帰ってきたらまず着替えなど身支度を先に行って、全部済ませて最後に留守電のランプを見るそうだ。わざと電話を見ないで、目をそむけて身支度を済ませる。最後、「せ〜の!」で目を明けて、留守電のランプを見る。留守電が入ってたときは、とってハッピーな気持ちになってすぐに相手に電話をする。入ってないときはとてもがっかりするそうだ。しかしそのワクワクする気持ちが好きで、毎日留守番電話のベルを見るのが楽しみにしているというオチャメな涼子であった。

さて、話はそれたが、FCからの連絡はどうだったのであろうか? やはり私も涼子のそれみたいに、身支度などを済ませてから電話を見ることに…。しかし、留守電のランプは灯いていなかった。23日頃に当選者には連絡するとFCの方では言ってたから、おそらく外れたであろう。うぅ〜ん、せっかく涼子にかなり接近できるチャンスだったのに…。